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スリップをアウターに

  • ycgogo
  • 1 日前
  • 読了時間: 4分

Yです。以前にもファッションでスリップをアウターとしてきているという事の話をしたことがあります。先日のことです。近所のショッピングモールに行った時です。私がエスカレーターに乗っていました。前を見ると若い女性が立っています。その瞬間私の目はその女性の腰から下に釘付けになりました。上着は長めのカーディガンのような物を着ていて、腰の少し下くらいまで覆われています。

その下から膝くらいまで、白いナイロンの生地で裾に幅広のレースのついたスカートのような物が出ていて、下にはジーンズを履いています。今よく見るランジェリーのようなアウターかと思いました。しかし、よく見ると、明らかに白いスリップのようです。そう思っても似たような物で実は、そう見えるアウターだったりすることがよくあります。過去にも何度もそう思って実は違ったということがありました。

しかし、今日のこの彼女は明らかにスリップのようです。腰から下しか見えていませんので、ハーフのペチコートかなとも思ったりもしました。あまりジロジロと見るわけにもいきませんが、幸い彼女はエスカレーターで私の前にいますので、私がどこを見ているかには気

がつきません。私は目を凝らしてよく見ました。明らかに生地はナイロンでスリップの生地に見えます。レースの感じも明らかにそういう感じです。

私は、エスカレーターを降りるとさりげなく急ぎ足で彼女を追い抜きました。そして、さりげなく前に回り、何か用事を思い出したようなふりをして振り返りました。彼女はカーディガンらしき服の前を大きく開けていました。そして、下に胸から続く、明らかにスリップと思われる物を着ていました。胸にはレースがあしらわれ、胸から下まで続く白いナイロンの生地です。スリップの下には黒いタンクトップのような物を着ています。

私は、確信しました。これはスリップです。変な言い方ですが、長年スリップを見てきたり、自分でも身につけたりしてきた経験からすれば、スリップであるかスリップ風のアウターの違いはわかります。

白いスリップではありますが、なんと言いますか少し着古したような感じがなんとも現実的ではありました。

私は、駅に行って電車に乗る必要がありましたので駅に向かって歩き始めました。すると彼女も電車に乗るらしく同じ方向に歩いてきます。私は電話をかけるふりをして立ち止まり彼女をやり過ごしました。

今度は少し余裕を持って彼女を見ることができました。年齢的には20代後半くらいです。多分、スリップを着るという習慣はないでしょう。彼女が私を追い抜く際にもう一度目を凝らしてみましたが、やはり着ているのは白いスリップです。

やはり彼女も駅へ向かっていました。私はゆっくり後を追い駅に向かいました。幸い同じ方向のようです。階段を彼女の後を少し距離をとって上がりました。すると彼女は階段を上がって少し歩き、携帯を見ながら立ち止まりました。私は、さりげなく、ゆっくりと彼女の前を通りました。その際にもう一度横目で確認しましたが、やはり白いスリップです。私は、少し彼女から距離をとったところに立ち、遠くから写真を撮りました(今回最初に出している写真です)。

その後同じ電車に乗りました。彼女はドアのところに立ち外側を向いて立っていたので、それ以上よく見ることはできませんでしたが、2つ目の駅で降りました。ついていきたい気分でしたがストーカーになってしまうのでやめましたが。

その後、いろいろ思いました。「いったい彼女はどういう理解でスリップを着ていたんだろ

うか」。見かけの年齢からすれば多分自分が普段下着として着ている物ではないでしょう。そうすると、どうやって入手したのでしょうか?お母さんの物でしょうか?もしお母さんと同居してお母さんの物をもらったとしても、きっとそういう着方をするのをお母さんなら止めるでしょう。古着屋さんかなとも思いましたが、古着屋さんでスリップを売っているでしょうか?もし売っているなら、買いにいきたい気持ちになります。Yahooのオークションでしょうか?など色々考えてしまいました。Cにも写真を見せて聞いてみました。Cも以前黒いスリップをアウターに着ている若い子を見てびっくりしたことがあるそうです。でも白いスリップはなんだか恥ずかしいわねと言っていました。Cも「多分、それがスリップで下着として着られている物とわかっていたら、恥かしくて着られないでしょうから、多分わかってないんじゃないのかしら。自分なら恥ずかしくてとてもそ

んなことできないわ。まだ黒の方がなんとなくやりやすい気がするけど、この写真は本当に白のスリップよね。なんだか見ている私が恥ずかしくなるわ」と言っていました。ファッションですからなんでも有りなんでしょうけど、そういう使われ方をするようになったらなんだか嬉しいやら寂しいやらですね。複雑な気分です。

 
 
 

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